オーストラリアのメルボルンを拠点に活動するロック・バンド、ザ・テンパー・トラップ（THE TEMPER TRAP）が、4年ぶりのニュー・アルバム『シック・アズ・シーヴズ』（HSE-3444 2,400円 + 税）を6月10日（金）にリリース。アルバムからの1stシングル「Fall Together」がすでに公開されています。また、じつに7年ぶりの来日公演も決定。8月8日（月）大阪・梅田 CLUB QUATTRO、9日（火）東京・恵比寿 LIQUIDROOMでの公演が発表されています。

　前作のリリース後、2013年にギタリストのロレンゾが脱退。不安やプレッシャーのなか、ラナ・デル・レイ、シーアらを手がけたジャスティン・パーカーや、カイリー・ミノーグ、ゴールドフラップらとの仕事で知られるパスカル・ガブリエルほか、多くの共作者を迎えて製作されたアルバムは、ダンス・ビートなどを取り入れたアップテンポでスケールの大きな躍動感あふれるサウンドが聴ける、文字通り“Thick As Thieves（結束が固い、固い友情）”なバンドの現状を反映した一枚となっています。

　2月下旬、バンドはFacebookでタイトル・トラックの公開とともに「前作のリリースから多くの出来事が起こった。その経験、愛情、欲望、そして苦悩が、これらの楽曲（新曲）に蒸留されている。これは新しい始まりであり、我々兄弟たちの生まれ変わりを意味する」とコメントしています。