プリンス が絶賛したシンガー・ソングライター / ピアニストのキャンディス・スプリングス(Kandace Springs)が、ブルーノートよりデビュー・フル・アルバム
『ソウル・アイズ』 (UCCQ-1063 2,300円 + 税)を7月1日(金)にリリースします。プロデューサーはグラミー受賞でも話題の巨匠、
ラリー・クライン 。収録曲「ソウル・アイズ」の1マイク1テイクの映像がYouTubeなどで公開されています。
2014年9月にデビューEP『Kandace Springs』
を発売すると同時に、瞬く間にiTunesチャートを駆け上がり話題となったキャンディス・スプリングス。先日惜しくも亡くなってしまったプリンスはキャンディスの声を“A voice that could melt snow(雪をも溶かすほどの声)”と絶賛。キャンディスがカヴァーしたサム・スミスの「ステイ・ウィズ・ミー」を聴いて興味を持った彼は、ペイズリー・パークで行なわれた
『パープル・レイン』 の発売30周年記念コンサートで一緒にパフォーマンスをしようと彼女を誘ったほどでした。
2014年にリリースしたセルフタイトルのEPでは、
リアーナ 、
ニッキー・ミナージュ 、
ミゲル などを手掛けるポップ&オークがプロデュースを担当。コンテンポラリーR&Bやヒップホップの要素が強く出ている作品ですが、キャンディスには「まだ本当の自分の歌が歌えていない」という気持ちがあり、彼女は自身のスピリットや音楽性を探求し、幼い頃に影響を受けたジャズやナッシュビルで育った環境からオーガニックなサウンドに立ち還ることを決意します。
本作のプロデュースは名匠ラリー・クライン。
ノラ・ジョーンズ の「ドント・ノウ・ホワイ」の作曲者
ジェシー・ハリス の書き下ろし楽曲や、アルバム・タイトル曲となった
マル・ウォルドロン の「ソウル・アイズ」、カントリー・シンガーの
シェルビィ・リン の楽曲、さらには
ウォー の「世界はゲットーだ!」などさまざまなジャンルのカヴァーと、自作のオリジナル楽曲を収録。ソウルフルでありながら、しなやかさと強さを兼ね備えたヴォーカルとピアノ・プレイが際立つ内容で、楽曲すべてにキャンディスのピアノがフィーチャーされているほか、
テレンス・ブランチャード (tp)、
ディーン・パークス (g)、ジェシー・ハリス(g)、
ヴィニー・カリウタ (ds)、
ピート・クズマ (org)、
ダン・ルッツ (b)、ピート・コーペラ(per)といったミュージシャンらが参加した注目作。
2016年、ブルーノートが送り出す大型女性シンガー・ソングライター&ピアニストのデビューです。
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