山下洋輔と15人のミュージシャンによる、山下洋輔スペシャル・ビッグバンドが7月にコンサート・ツアーを行ないます。結成10周年を迎える今年は、
ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」と
ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」を演奏する豪華なプログラム。公演スケジュールは7月1日(金)愛知・春日井市民会館、7月2日(土)滋賀・大津 びわ湖ホール・大ホール、7月28日(木)東京・六本木 サントリーホール・大ホール。
つねに挑戦を続ける世界的ジャズ・ピアニストの山下と、いずれもリーダー・バンドを持つほどのトップ・ミュージシャンたちで編成された山下洋輔スペシャル・ビッグバンド。2006年に本格的な活動を開始して以来、山下のオリジナル曲をはじめ、ジャズの名曲、そして
ラヴェル「ボレロ」や
ムソルグスキー「展覧会の絵」などクラシックの名曲を数多くのビッグバンド編曲を手がける松本 治が斬新かつ緻密に編曲し、縦横無尽に駆けめぐる山下のピアノと個性豊かな凄腕ミュージシャンたちの強力な演奏で毎回圧巻のコンサートを繰り広げています。
結成10周年となる今年はガーシュイン不朽の名作「ラプソディ・イン・ブルー」とドヴォルザークの最高傑作、交響曲第9番「新世界より」という超大作2曲のプログラム。さらに山下がこのバンドのために書下ろした新曲を、話題のジャズ作曲家、
挾間美帆がアレンジする「ノッキン・キャッツ」の初演も予定されています。