滝沢朋恵 2016/05/25掲載(Last Update:16/05/26 16:36)
1stアルバム
『私、粉になって』(2014)のリリース以降、地元・北海道時代からの盟友
テンテンコとのアヴァン・デュオ“
フロリダ”をはじめ、田中真琴とのパフォーミング・デュオ“新しい遊び”や演劇ユニット「
バストリオ」への参加など、シンガー・ソングライターの枠に囚われない活動を展開してきた
滝沢朋恵が、いよいよ2ndアルバム
『a b c b(アベコベ)』(WEATHER-070 / HEADZ-213 2,200円 + 税)をリリース。6月15日(水)の発売が決定しています。
作詞・作曲・編曲、レコーディングまでを自身でこなし、前作同様に
カメラ=万年筆の佐藤優介をサウンド・プロデュース / ミキシング・エンジニアとして迎え制作された『a b c b』。1970年代ブリティッシュ・フォークのムードを彷彿とさせる弾き語りながらも、独特の譜割りで紡がれるリリックとカテゴライズを拒むメロディが個性的なスタイルはさらに進化。ナチュラルにアヴァンギャルドなサウンドメイキングや村野瑞希(
ザ・なつやすみバンド)によるリズムワークを交え、
Isabelle Antenaに代表されるLes Disques du Crépuscule的なポップ・センスと、演劇活動とのリンクを感じさせるアーティスティックなスタンスが同居する内容となっています。マスタリングは昨年
Matthewdavid主宰「Leaving Records」(
leavingrecords.com)よりリリースしたカセットテープ連作『Species Pluralis』が好評となっている名匠・
宇波 拓が担当。カヴァー・アートは、ノイジシャンとしても知られる同郷の画家・中西揚一が描いています。
photo: 石塚 俊
■2016年6月15日(水)
滝沢朋恵
『a b c b』WEATHER-070 / HEADZ-213 2,200円 + 税
[収録曲]
01. 星の砂
02. 終点
03. 夜更け
04. おままごと
05. 宇宙旅行
06. 列車の記憶
07. 水平線
08. 傘
09. ダンス
10. SELF AND OTHERS
11. 戻らない