ロック・バンドのKISSが、1stアルバム『KISS（地獄からの使者）』40周年を迎えた2014年にアメリカ・ラスべガスで行なったライヴの模様を収録した映画『KISS Rocks VEGAS』。東京・TOHOシネマズ 新宿で行なわれたジャパン・プレミア上映会に続き、6月12日（日）に全国14都市・17劇場で一夜限りのアンコール上映会が開催されます。上映時間やチケット情報など詳細は「ワードレコーズ・ダイレクト」オフィシャル・サイト（wardrecords.com）をご覧ください。

　ジャパン・プレミアが行なわれたTOHOシネマズ 新宿は、最大64chのスピーカーを個別駆動させるというドルビー・アトモス音響システムでの上映となり、「デトロイト・ロック・シティ」｢ラヴ・ガン｣「ロックンロール・オールナイト」といった名曲パフォーマンスはもちろん、大量の火薬を使用した演出など、KISSによる熱狂のステージを迫力たっぷりに再現。当日来場していた野宮真貴は、「音の臨場感が素晴らしいです。映画だと思って観始めましたが、途中から映画館はライブ会場となっていました。KISSが間近に見える、音がいい！ 昨年観た東京ドームライブとは違った形ですごく楽しめました」とコメントしています。

ドルビー・アトモスは初体験だったのですが、このシステム凄いですね。Gene先生の「God Of Thunder」での重低音とか。映像なんだけど途中からライヴになっちゃった感じがしました。
家で一人でDVDを見るのとは全然違ってなんかワクワクしますよね。「みんなで見る、分かち合う」という特別な関係というか。
――DJ / ミュージシャン ちわきまゆみ

レコード・CDは、ミュージシャンが作る音楽の「疑似体験」。今回観たスクリーニングは、テクノロジーの進歩が可能したニュージシャンが奏でるライブの「疑似体験」。CDが全世界的に普及したように、スクリーニングもこれからは常識となるだろう。
――ヒステリックグラマー 北村信彦



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