1983年より米フロリダ州ジャクソンビルで毎年開催されている若手ジャズ・ピアニストの登竜門である〈ジャクソンビル・ジャズ・ピアノ・コンペティション〉が今年も5月26日(木)に行なわれ、ニュー・センチュリー・ジャズ・クインテットのピアニスト、
大林武司が優勝。これは日本人としては初めての快挙です。
大林武司は1987年生まれ。広島市出身。2歳からピアノを始め、2007年にバークリー音楽院に入学。在学中から本格的にプロ活動を開始。一流ミュージシャンと研鑽を積みながら世界各国を廻り、多数のコンペティションで好成績を残してきました。卒業後はニューヨークを拠点に活動。2014年、天才ドラマーとして注目されるユリシス・オーエン・ジュニアとの共同プロジェクトとして、日米アコースティック・ジャズ界の精鋭によるハイブリット・ユニット、
ニューセンチュリー・ジャズ・クインテットを結成。今までに2枚のアルバムをリリースし。2015年には〈東京JAZZ〉にも出演。またテレビ朝日「報道ステーション」の新テーマ曲を担当するJ-SQUADのメンバーでもあります。
今年8月26日(金)から29(月)まで昭和音楽大学で開催の若きジャズ・プレイヤーの育成に主眼を置いた〈SEIKO SUMMER JAZZ CAMP2016〉の講師として来日し、2週間にわたるツアーも開催。また、ニュー・センチュリー・ジャズ・クインテットの3rdアルバム
『アライズ』(SOL NS-0005 2,320円 + 税)も7月14日(木)に発売が決定。快進撃の夏となりそうです。