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エンニオ・モリコーネ、10月にアルバム『モリコーネ 60』をデッカからリリース

エンニオ・モリコーネ   2016/06/09掲載(Last Update:16/06/13 17:26)
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エンニオ・モリコーネ、10月にアルバム『モリコーネ 60』をデッカからリリース
 クエンティン・タランティーノ監督の最新作『ヘイトフル・エイト』サウンドトラックで、今年2月に〈第88回アカデミー賞〉“作曲賞”を受賞したエンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone 写真左 / 写真右 マネージング・ディレクター レベッカ・アレン)が、デッカ・レコードと契約。今年10月7日に作曲家・指揮者生活60周年を記念したアルバム『モリコーネ 60』をリリースします。

 『モリコーネ 60』は、今年11月で88歳になるモリコーネがこれまで60年にわたって手がけてきたサウンドトラックのなかから、『続・夕陽のガンマン』『ミッション』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『ヘイトフル・エイト』などの楽曲をみずから選び、新たに自身の指揮で録音した初のグレイテスト・ヒット・アルバム。録音には、多くの作品でタッグを組んできたチェコ・ナショナル交響楽団が参加しています。

 デッカとの契約にあたりモリコーネは「『ヘイトフル・ヘイト』の成功に続き、音楽家生活60周年記念の絶妙なタイミングで、再びデッカと契約を締結できたことは、私にとって大きな喜びです。チェコ・ナショナル交響楽団を指揮しながら自作を録音できたのは、素晴らしい体験でした。彼らは、真に傑出したクオリティで私のスコアを演奏してくれました」とコメント。

 また、デッカ・レコードのマネージング・ディレクター、レベッカ・アレンは「今回の新譜リリースおよびデッカとの契約発表と並行し、マエストロは200名のミュージシャン・歌手とともに新たなプログラムを世界中で演奏する“60周年記念ワールド・ツアー”をスタートさせます。これはヨーロッパ22都市で15万人以上を動員し、批評家も絶賛されたアリーナ・ツアーの大成功を受け、新たに始まるツアーです。イギリスでの次回のコンサートは6月23日、ブレナム宮殿グレート・コート〈ノクターン・ライブ〉の一環として開催されます。モリコーネがロンドン以外の英国内で演奏会を開催するのは、今回が初となります」と語っています。

■2016年10月7日(金)発売
エンニオ・モリコーネ
『モリコーネ 60』


[収録曲]
01. ハーモニカの男〜『ウエスタン』
02. 砦〜『続・夕陽のガンマン』
03. 続・夕陽のガンマン メインテーマ
04. ジルのテーマ〜『ウエスタン』
05. 夕陽のギャングたち
06. 黄金のエクスタシー〜『続・夕陽のガンマン』
07. ガブリエルのオーボエ〜『ミッション』
08. 滝〜『ミッション』
09. 地上の楽園〜『ミッション』
10. ニュー・シネマ・パラダイス
11. アボリソン〜『ケマダの戦い』
12. キ・マイ(私だけが)〜『マッダレーナ』
13. H2S
14. ある夕食のテーブル
15. 愛の十字架〜『ある夕食のテーブル』
16. デボラのテーマ〜『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』
17. レッド・ロックへの最後の駅馬車〜『ヘイトフル・エイト』
18. 残虐〜『ヘイトフル・エイト』
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