8月26日(金)に公開される長編アニメーション映画『君の名は。』(監督:
新海 誠)でヒロインを演じる、俳優の
上白石萌音が歌手デビューを発表。ミニ・アルバム
『chouchou』を10月5日(水)にリリースします。
周防正行監督の映画
『舞妓はレディ』(2014年)で初主演を飾り〈第38回日本アカデミー賞〉新人俳優賞などを受賞、俳優として確かな軌跡を刻んできた上白石萌音。昨年の秋ごろから都内でライヴ活動をスタートさせたという彼女は歌手デビューにあたって、「言葉を話し始めるのと同じように、ずっと歌が好きだったので、その頃の私に歌手デビューするらしいよと言いたいです(笑)好きなものでしかなかった音楽を仕事にできる日が来るなんて。頑張らないと! 今までと同じではいけないなとも思っています。上手じゃなくても言葉の深みや奥行、メロディをなぞるだけでなく、プラスアルファでもっと深いものを歌いたいと思います。聴く人によって感じるものが違う音楽というものが、自分にとって魅力的ですし、大好きなので。深みのある音楽を作っていきたいです」と語っており、デビュー作となるミニ・アルバム『chouchou』は、名作映画の主題歌や挿入歌を集めたカヴァー集となる予定。
なお、タイトルとなった“chouchou”は上白石本人が付けたもの。「chouchouというのは、フランス語で“お気に入り”という意味です。今回、映画に関係する名曲の数々をカヴァーさせていただきました。その曲のどれもが、そして曲の中の一つ一つの言葉が大好きで、わたしにとっての“お気に入り”です。そして、そんな気持ちのこもったこの初めてのミニ・アルバムが、皆さんにとっても“お気に入り”の一枚となりますように、という願いも込めました」とコメントしています。