2017年度より
読売日本交響楽団の首席客演指揮者(Principal Guest Conductor)に就任するコルネリウス・マイスター(Cornelius Meister)が来日。7月14日(木)東京・赤坂 サントリーホールおよび、7月18日(月・祝)神奈川・横浜みなとみらいホール、そして7月19日(火)サントリーホールで読響と共演します。
コルネリウス・マイスターは1980年、ドイツ・ハノーファーに生まれた、新しい世代きっての才能と実力を持つ若手指揮者。現在、
ウィーン放送響の首席指揮者兼芸術監督を務めており、2018年からシュトゥットガルト歌劇場の音楽総監督に、読響常任指揮者でもある
シルヴァン・カンブルランの後任として就任します。読響の首席客演指揮者としての任期は、2017年4月1日から2020年3月末までの3年間です。
読響とマイスターは2014年9月に初共演し、
R.シュトラウスの「アルプス交響曲」などを指揮して大成功を収めました。マイスターは読響の首席客演指揮者就任について、「2014年9月の初共演の際、私は読響と非常に親しい結びつきを感じました。今回、首席客演指揮者就任の要請をいただいたことは、大きな喜びです。今後も、楽員の音楽に対する熱い思いと共に演奏することを楽しみにしています。また、日本の素晴らしいお客様と時間を共有できることを待ち望んでいます」というメッセージを寄せています。
今回の公演は、マイスターと読響にとって2度目の共演。7月14日(木)の公演では
ハイドンの交響曲第6番「朝」と
マーラーの交響曲第6番「悲劇的」を、7月18日(月・祝)および7月19日(火)の公演では
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン: バイバ・スクリデ)とブラームスの交響曲第2番が演奏されます。
photo ©読響