10月7日(金)、8日(土)、9日(日)の3日間、東京・恵比寿 ザ・ガーデンホール / 代官山 UNITにて開催される〈モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2016〉(以下、MJFJ)の出演者が決定しました。
リオオリンピック開催の今年、大きな見どころのひとつがブラジル人ミュージシャン。まずは、ドキュメンタリー映画『ブラジル・バン・バン・バン』でも話題となった、
ジャイルス・ピーターソン率いるソンゼイラ・ライブ・バンド。今回のためだけに、ジャイルスが特別にリザーブしたソンゼイラ・ライブ・バンドは、本国ブラジルでもトップクラスのプレイヤーを揃えたスペシャル・グループ。MJFJでしか観ることのできない、一度かぎりの特別なセッションです(メンバー詳細は後日公開)。
さらに、ブラジル音楽界のレジェンド、
カエターノ・ヴェローゾの出演も決定。母国ブラジルでボサ・ノヴァやMPBの誕生と発展に立ち会い、その中核を担い続けた巨匠が、およそ11年ぶり4度目の来日公演を果たします。
欧州からは
ジャザノヴァ主宰のレーベル“ソナー・コレクティブ”からのソロ・アルバムが話題のシンガー、
ピート・ジョセフが初来日。またベルギー出身のシンガー、
メラニー・デ・ビアシオは昨年に続いて2度目の出演が決定。さらにフランスから、
ルル・ゲンズブール(父は
セルジュ・ゲンズブール)&アラ・スタルク(父はフィリップ・スタルク)という、注目のコラボレーションが実現。セルジュ・ゲンズブールの楽曲を中心としたセットリストが組まれるという、MJFJだけのスペシャル・プログラムです。
さらにルクセンブルク出身のピアニスト、
フランチェスコ・トリスターノが、米テクノ・ミュージシャンの
デリック・メイと共演。クラシック界で多くの実績を誇りつつ、現代音楽やテクノに触発された作品でも注目されるフランチェスコ・トリスターノが、デトロイト・テクノの開祖デリック・メイと、どんなセッションを繰り広げるのか。こうした“DJと演奏家のセッション”で、もうひとつの見どころが、プロデューサーの
ヘンリク・シュワルツ。日本人プロデューサーの
Kuniyuki、そしてジャズ・ピアニストの
板橋文夫の三者によるライヴ・セットを予定しており、このステージが初のセッションとなります。
同じく日本からは、歌手の
八代亜紀が、
クリヤ・マコト・クインテットと共演。演歌・歌謡の世界で数多くの実績を残す八代が、今回はスタンダード・ジャズのセットでMJFJのステージに臨みます。また、DJとして
須永辰緒、
松浦俊夫が登場。さらに、
高橋幸宏、
小山田圭吾、
砂原良徳、
TOWA TEI、
ゴンドウトモヒコ、
LEO今井によるグループ、
METAFIVEの出演も決定。公演の詳細はオフィシャル・サイト(
www.montreuxjazz.jp)にて随時発表されます。
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モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2016 2016年10月7日(金) / 8日(土) / 9日(日)
東京 恵比寿 ザ・ガーデンホール / 代官山 UNIT
www.montreuxjazz.jp