ニューヨークを拠点に、
エスペランサ・スポルディング、
クリスチャン・スコット、
黒田卓也らと共演し、独自のスタイルで新たなソウル・ミュージックを創造する気鋭シンガー・ソングライター / トロンボーン奏者の
コーリー・キング(Corey King)が、ソロ・デビュー・アルバム
『Lashes』(AGIPi-3585 2,300円 + 税)を10月6日(木)にリリースします。
米テキサス州ヒューストン出身。2004年にニューヨークに渡り、ビラルや
ロバート・グラスパー、黒田卓也らが輩出したニュースクール大学に入学。これまでにエスペランサ、
ドクター・ロニー・スミス、レディシをはじめ、
DJプレミア、
ローリン・ヒル、
ワイクリフ・ジョン、
タリブ・クウェリなどヒップホップの錚々たるメンバーともステージをともにしてきました。
今作ではトロンボーンを封印し、ヴォーカリストとしてのコーリー・キングをフィーチャー。参加メンバーは、ロバート・グラスパーのバンドでも活動する
ヴィセンテ・アーチャー(b)、
ERIMAJで活動をともにする
ジャマイア・ウィリアムス(dr)、また彼と同じようにジャズ・ミュージシャンとシンガー・ソングライターのふたつの顔を持つ
アラン・ハンプトン(b)、クリスチャン・スコットのバンドで共演するマシュー・スティーブンス(g)、若手注目ドラマーのジャスティン・タイソン(dr)。コーリーのメロウな歌声を引き立たせ、ソリッドかつオルタナティヴ・テイストあふれるサウンドを作り上げています。
2013年に独ベルリンを訪れた時にインスパイアされたアイディアをもとにNYブルックリンにてレコーディングされた今作は、日本の地名を曲名につけたリード曲「Ibaraki」、優しく囁くセクシーな歌声を披露した「IF」、優美な浮遊感と緻密なビートが融合する「Botched Farewell」など全8曲を収録。さまざまなジャンルが交差する新たな音楽ムーヴメントを象徴するアルバムといえそうです。