240年もの歴史を持つオペラハウスの最高峰にしてイタリア・オペラの代名詞的存在といえる、ミラノ・スカラ座の全貌を紐解くドキュメンタリー映画『ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿』が12月より東京・渋谷 Bunkamuraル・シネマなどで公開されます。
本作は、出演者の練習風景をはじめ、シーズンを迎える準備に追われるスタッフの様子、歴史的な建物の外部と内部や歌劇場の構造設備を紹介するほか、
リッカルド・ムーティ、
プラシド・ドミンゴ、
ロベルト・ボッレら縁のある著名なアーティストらのインタビューや貴重なアーカイヴ映像を収録。スカラ座の指揮者で総監督を務める
ダニエル・バレンボイムをして「この劇場は生きている」と言わしめる、芸術の殿堂たるその全貌を明らかにしています。なお撮影監督には、第86回〈アカデミー賞〉で“最優秀外国語映画賞”を受賞した
パオロ・ソレンティーノ監督作
『グレート・ビューティー / 追憶のローマ』(2013年)などを手がけたルカ・ビガッツィが起用されています。
©Rai Com - Skira Classica - ARTE France - Camera Lucida Productions 2015