菊地成孔プロデュースによるニュー・アルバム
『Tea Times』(VRCL-18853 2,870円 + 税)を発表し、復帰を果たしたピアニスト・
大西順子が、10月27日(木)から29日(土)までの3日間、東京・南青山 BLUE NOTE TOKYOにて公演を行ないます。
1989年、ニューヨークに渡り、
ジャッキー・マクリーンや
ジョー・ヘンダーソンと共演。92年に帰国し、発表した初アルバム
『ワウ』が大ヒットし、一躍トップ・ピアニストの座を手にした大西。日本人として初めて自己のグループを率いて出演したNYヴィレッジ・ヴァンガード公演は米「ニューヨーク・タイムズ」紙で絶賛され、スイスの〈モントルー・ジャズ・フェスティヴァル〉にも登場するなど、その活動は世界規模となるなか、2012年10月に行われたツアーを最後に演奏活動から引退することを宣言。
そして、突然の引退宣言から3年経った2015年、〈東京JAZZ〉出演、続いて今年6月には6年ぶりとなる新作『Tea Times』を発表し、完全復帰。復帰作『Tea Times』ではピアノ・トリオ曲に加え、ビッグバンド編成のナンバーや、ラッパーとのコラボレーションを展開するなど、今までにないアシッド感とモダン・ジャズとの共演を実現。
今回のステージには、アルバム・プロデューサーの菊地成孔をはじめ、ビッグバンド・アレンジを手がけた挾間美帆、そして“
SIMI LAB”の
OMSBがゲストとして出演。さまざまな編成を取り入れたスペシャルな公演内容を披露してくれそうです。