『かもめ食堂』(2006年)、
『めがね』(2007年)で知られる映画監督、
荻上直子の5年ぶりとなる監督作「彼らが本気で編むときは、」が、2017年2月25日(土)より全国ロードショー。
生田斗真を主演に迎えた同映画のイメージ・ソング「トゥルー・カラーズ」を、
ゴスペラーズが担当することが決定しました。
映画「彼らが本気で編むときは、」は、生田扮するトランスジェンダーの女性リンコと、
桐谷健太が演じるその恋人マキオが、愛を知らない孤独な少女トモと過ごす60日を、温もりのある映像で描いたヒューマン・ドラマ。トモには本作が映画本格デビューとなる、柿原りんかがキャスティングされています。また、
ミムラ、
小池栄子、
門脇 麦らが脇を固めています。
ゴスペラースが歌うイメージ・ソングは、1986年に
シンディ・ローパーが発表した2ndアルバム
『トゥルー・カラーズ』に収録されたタイトル曲のカヴァー。同曲は“本当の自分”の大切さを歌った歌詞の内容から、多くのセクシュアル・マイノリティの人たちに支持されており、映画の主人公であるリンコの心情を表現している楽曲としてイメージ・ソングに採用されました。名曲をカヴァーするにあたりゴスペラーズのリーダー、村上てつやは「今まで一体どれぐらいの人がこの曲にそっと背中を押してもらったのでしょうか?世の中に名曲数あれど、その究極のひとつである『True Colors』を唄わせて頂く機会に恵まれ本当に嬉しいです。」とコメントを寄せています。
©2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会