ジャズ・ハーモニカのレジェンド、
トゥーツ・シールマンス(Toots Thielemans)と日本におけるラテン・フュージョンの第一人者、
松岡直也が共演し、1979年に日本のみでリリースされた『カレイドスコープ』(WPCL-12498 1,500円 + 税)が25年ぶりに
復刻。最新リマスターと新規解説でリニューアルされ、“松岡直也 feat. トゥーツ・シールマンス&松木恒秀”名義で11月23日(水)に発売されます。
本作は、多重録音で失われたフュージョンの即興性を取り戻すべく、79年当時は最新技術であったデジタル2トラックでのワンショット・レコーディングにより、ダビングとミックス・ダウンを一切排除。ライヴの臨場感とプレイヤーの緊張感が直接伝わる作品を創り上げようと企画されたプロジェクト。松岡の作編曲によるオリジナル楽曲に、シールマンスの驚異的ハーモニカ・プレイと
松木恒秀のアグレッシヴなギターが繰り広げる白熱のセッションで、ジャズ / フュージョン・ファンのみならずオーディオ・ファンからも高い評価を得た人気作です。
また本作は日本のみで発売され、国内盤が91年にCD再発されて以降は廃盤となり、海外のファンの間では入手困難な超プレミア作品となり、長らく復刻が待たれていました。
残念ながら松岡は2014年4月29日、シールマンスは2016年8月22日に惜しまれつつ他界していることもあり、この作品はきらめく才能が出会った一期一会の名作と言えそうです。
■2016年11月23日(水)発売
松岡直也 feat. トゥーツ・シールマンス&松木恒秀
『カレイドスコープ』WPCL-12498 1,500円 + 税
[収録曲]
01. Fall Forever
02. Dried Flower & Dried Love
03. Ivory Islands
04. Cadillac
05. Fancy Prance
[演奏者]
松岡直也(pf)
トゥーツ・シールマンス(har)
松木常秀(g)
村上秀一(dr)
土岐英史(ss)
向井滋春(tb)
長岡道夫(b)
高橋ゲタ夫(b)
ペッカー(per)
ほか