2度のグラミー賞を受賞しているアメリカ出身のメゾ・ソプラノ、
ジョイス・ディドナート(Joyce DiDonato)が、アルバム
『戦争と平和の中で』(WPCS-13565 2,600円 + 税)を11月23日(水・祝)にリリース。
“ヤンキー・ディーヴァ”を自称するディドナートは、いまをときめくメゾ・ソプラノ。圧倒的な歌唱力、驚異的なテクニックとともに、その華やかな舞台姿やSNSを駆使した今風のプレゼンスで人気を博している、アメリカン・ディーヴァです。メトロポリタン・オペラや英国ロイヤル・オペラなど、世界中の檜舞台でも活躍しています。
そんなディドナートの最新作は、“戦争と平和”をテーマにした、平和への祈りを込めたプロジェクト。2016年の混沌とした世界に生きる我々が平和のために何ができるのかについて、アルバム全体を“戦争”サイドと“平和”サイドに大きく分け、
ヘンデルや
パーセル、
ヨンメッリ、
モンテヴェルディといったバロック期の作曲家の歌を通じて世に問いかけます。
ディドナートは本作について「これらの音楽の選択を通じて私がお伝えしたかったことは、天秤を平和へと傾ける勇敢な力は、私たち一人ひとりの中に間違いなく備わっているということなのです。ですから、私はお尋ねしたいのです。この混沌とした状況の中で、皆さまならどのようにして平和を見出すのでしょうか、と」とのコメントを寄せています。