アイドルグループ、
モーニング娘。'16が11月23日、62枚目となる新シングル
「セクシーキャットの演説 / ムキダシで向き合って / そうじゃない」を発売。同日、〈モーニング娘。'16コンサートツアー秋〜MY VISION〜〉の大阪・オリックス劇場での公演に先駆け、報道陣の取材に応じました。新曲発売日を大阪のコンサートで迎えるのは極めて珍しく、リーダーの
譜久村 聖は「発売当日にコンサートができ、ファンの皆さんに集まっていただけて、すごくうれしい」、大阪出身の尾形春水は「大好きな地元の大阪で新曲発売を迎えられて本当にうれしい」と笑顔を見せました。
メンバーは現在9〜12期の11人が所属し、平均年齢17.6歳。「セクシーキャットの演説」では譜久村、
工藤 遥、
小田さくらの3人が猫に扮し、色気を漂わせています。工藤は「動物の格好をすることはなかなかないので、インパクトはかなり大なんじゃないかなと。ファンの方はもちろん、純粋な猫好きの方にも気に掛けていただけたらうれしい」とコメント。「ムキダシで向き合って」はピンクの上下に、ベージュのジャケットを羽織った衣装。ダンスが得意な
石田亜佑美はジャケットを開くしぐさを見せ、「ジャケットを使って“ムキダシダンス”。“自分を出す!”っていうダンスをしている。肩も見えるのでセクシーさを伝えられると思う。最近若い女性でジャケットを着ている方がたくさんいるので、そういう方にも一緒にムキダシダンスをしてほしい」とPRしました。工藤はいま流行中の“恋ダンス”を挙げ、「その次は私たちのジャケットダンスをはやらせたい」と意気込みました。また、「ジャケットと言えば
郷ひろみさんですね」と報道陣から水を向けられたサブリーダーの
生田衣梨奈は「郷ひろみさんとコラボできないかな」と話したほか、譜久村はお笑いコンビ・
トレンディエンジェルの
斎藤 司を引き合いに出し、「“斎藤さんだぞ”よりは(ジャケットを)開いていると思う」と笑いを誘いました。
牧野真莉愛初のセンター曲「そうじゃない」を含め、生田は「今年風に言うと3曲とも神ってるなと」。普段、歌割りが少ないという生田は「今回の3曲合わせて、歌う詞が15文字もある。いつも1文字とかなので」と周囲を笑わせました(本人は取材時に16文字と言いましたが、誤りでした)。石田は「モーニング娘。といえばLOVEマシーン、というイメージを抱いている方に、いまのモーニング娘。'16は“そうじゃない”よ、と教えたい」と気合十分。譜久村は「6ヵ月ぶりの新曲。(2016年5月に
鈴木香音が卒業して以来)11人体制で出す初めてのシングルでもあるので、自信満々にむき出せる」とうなずきました。
先日、同じアイドル集団「ハロー!プロジェクト」に所属する9人組グループ、
アンジュルムが“打倒モーニング娘。”を掲げたことについて、モーニング娘。のサブリーダー
飯窪春菜は「私たち的には、いつでもかかってきてください、という感じ」と闘争心を剥き出しに。飯窪は「私たちがハロプロで一番歴史の長いグループ。ハロー!プロジェクト(総出演)のコンサートを含め、大トリになる器を持って挑みたい」と誓いました。
一方、2公演を行ない各公演とも新曲3曲を含む全22曲を披露、各2250人のファンを沸かせたこの日のコンサートでは、「新世紀オーディション」として選考していた13期メンバーが決定し、全国ツアー〈モーニング娘。'16コンサートツアー秋〜MY VISION〜〉最終日12月12日(月)の東京・日本武道館公演でお披露目することが、譜久村からサプライズ発表されました。今回は一般応募からのメンバー入りはなく、ハロプロ研修生からの加入となります。人数は未公表。12期メンバーの尾形は「初めての後輩になる。13期に負けないように成長していきたい」と決意を語りました。譜久村は新メンバー発表に向け「ドキドキしていますが、皆さん楽しみにしてくださいね」とファンに呼び掛けました。