多彩なジャズ・アプローチ表現で現代ジャズ・ヴォーカルの先駆けといえるアーティストであり、ベッカ・スティーヴンス、グレッチェン・パーラトと組むユニット“ティレリー”のリーダー的存在のレベッカ・マーティン（Rebecca Martine）。彼女の魅力を伝える日本独自企画のコンピレーション・アルバム『NY JAZZ FEEL COLLECTION』（RPOZ-10027 2,500円 + 税）が11月23日（水・祝）にリリース。選曲はジャズ評論家の柳樂光隆（Jazz The New Chapter）。

　NYグリニッジ・ヴィレッジの伝統と、現代ジャズ・シーンの息吹を同時に併せ持つ稀有なシンガー・ソングライターで、ティレリーでもニューヨーク風味あふれるサウンドを決定づけているレベッカ・マーティン。記念すべきソロ・デビュー作『Thoroughfare』をはじめ、カート・ローゼンウィンケル（g）やブライアン・ブレイド（dr）が参加し、名盤との評判も高い『The Growing Season』、ブラッド・メルドー、パット・メセニーらとの共演者であり、夫でもあるラリー・グレナディア（b）とのインティメイトなデュオ作『Twain』、ビル・マッケンリー（sax）が参加した『When I Was Long Ago』といったアルバムから厳選された楽曲に加え、2000年にスティーヴ・カーデナス（g）とライヴ録音した未発表音源2曲を特別収録しています。