各界の著名人をゲストに迎え、かけがえのない映画体験と、それにまつわる人生のエピソードを聞く、CS映画専門チャンネル「ムービープラス」のオリジナル番組「この映画が観たい」。2月放送の最新回は元プロ野球選手の衣笠祥雄が出演し、自身がセレクトした『
007 ロシアより愛をこめて』『
未知との遭遇』『
スター・ウォーズ』『
2001年宇宙の旅』『
インデペンデンス・デイ』について語ります。初回放送は2月6日(月)23:00〜23:30。
中学生の頃から野球に夢中になり、映画を観に行く時間もなくなっていたという衣笠祥雄。プロ野球選手になってから最初に観た作品だという『007 ロシアより愛をこめて』については、「野球しかやっていなくて世の中を知らない子どもでしたから、見るものすべてが新鮮でした。ドンペリというお酒も、アストンマーティンというスポーツカーも、この映画で初めて知ったんです。一生懸命頑張って、いい車に乗りたい、おいしいものが食べたいと願うような世代に生まれたので、この映画で描かれている世界は憧れでいっぱいでした」と、そのスケールに驚かされたとのこと。
今回『未知との遭遇』『スター・ウォーズ』『2001年宇宙の旅』、『インデペンデンス・デイ』などを挙げ、“SF映画が好き”という衣笠はその理由を「僕がSFを好きになったのは、世の中には知らないことがたくさんあるということをSFが教えてくれたから。アスリートがみんな、今日より明日はもっと良い選手になりたいと思うのと一緒で、人間だれしもが知らなかったことを知りたいし、できなかったことができるようになりたいし、生きる楽しみはそういうところにあるんだと感じています」とコメント。番組ではそのほかにも、プロ野球選手へと進むきっかけや、大切な人との出会いなど、その人生についても大いに語っています。