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京都インディ・シーンの新星、ギリシャラブが1stアルバムを発売

ギリシャラブ   2017/02/09 15:33掲載
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京都インディ・シーンの新星、ギリシャラブが1stアルバムを発売
 京都で活動する2014年結成の4人組バンド“ギリシャラブ”が、3月15日(水)に1stアルバム『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』(MRCD-5654 2,000円 + 税)をリリース。今作は、同じく京都を拠点に活動するバンド、本日休演の岩出拓十郎をプロデューサーに迎えて制作。発売に先駆け、収録曲「つつじの蜜」のミュージック・ビデオがYouTubeにて公開されています。

 2015年にSIMPO RECORDSより発売した1stミニ・アルバム『商品』収録の楽曲「無人島」が、2016年にInter FM の「Hot Picks」に選出され、徐々に知名度を上げているギリシャラブ。このアルバムについてプロデュースを担当した岩出拓十郎(本日休演)は、「ギリシャラブは歌詞が凄い。1ワードでハッとする。そして次の言葉がまた予想できない。そうした言葉からまた次の言葉へ移るとき、メロディの流れる力を借りて、想像力は飛翔する。それは、点と点を橋渡しするような、ジャズや俳句にも似たスリリングな瞬間だ。もしかしたら百人一首にも似てるかもしれない。しかし、全部聴いてみると、非常にロジカルでかつキャッチーだ。この音楽は映画だ。それも小さな映画館でやっている、華やかではない感じの。しかし、そこには大事なもの全てがあるような気がする。そんな感じのアルバムだ」と語っています。

 またライターの岡村詩野は、「紛れもない純然たるポップ・ミュージックには違いない。だが、日本に生まれ、日本に暮らし、日本で様々な国の音楽を知り、舶来文化を自在に想像し、自由にそれを解釈し、時には誤解したまま吸収。そして、あくまでポップという基軸の中で軽やかにフライトする。ヴォーカルの天川悠雅とはいつもたくさんの音楽について語り合ってきた。ブラーデーモン・アルバーンジュリアン・コープベイルートダーティー・プロジェクターズ……彼とならリスナー同士無邪気にできてしまう。きっといつも彼の頭の中は行ったこともない土地、場所の風景でいっぱいだ。そこがどんな風景で、どんな人たちが生活をしていて、どんな音が鳴っているのか、勝手気ままに思い描く。本日休演の岩出拓十郎という、同じ京都で活動する強い味方を得た天川とギリシャラブ主催の妄想音楽巡礼ツアーにようこそ。目印はポップス絶対主義の旗印。最後までどうぞお楽しみください」とのコメントを寄せています。

 アルバム発売を記念して、2017年3月11日(土)に東京・代官山 晴れたら空に豆まいてで行われる〈ミロク謝恩祭〉、3月18日(土)に京都・livehouse nanoで行われる〈ギリシャラブ1st Full Album リリース記念企画〉に出演することも決定しているギリシャラブ。詳細はオフィシャル・サイトをご覧ください。



■2017年3月15日(水)発売
ギリシャラブ
『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』

MRCD-5654 2,000円 + 税

[収録曲]
01. 竜骨の上で
02. つつじの蜜
03. 夜の太陽
04. セックス
05. 機械
06. ヒモ
07. パリ、フランス
08. よろこびのうた
09. パリ、兵庫
10. イッツ・オンリー・ア・ジョーク
11. ギリシャより愛をこめて

ミロク謝恩祭
2017年3月11日(土)
本日休演 / ギリシャラブ / ボンボヤーズ / コアントローズ
東京 代官山 晴れたら空に豆まいて

■ギリシャラブ
1st Full Album リリース記念企画
2017年3月18日(土)
京都 Live House nano
出演: ギリシャラブ / ラッキーオールドサン / yoji & his ghost band
開場 18:00 / 開演 18:30
予約 2,000円 / 当日 2,500円
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