トルヴェール・クヮルテット 2017/02/14掲載(Last Update:17/02/23 22:27)
1987年の結成以来、日本のクラシカル・サックス界を常にリードしてきたサクソフォン四重奏団“
トルヴェール・クヮルテット”が、結成30周年を記念して2月15日(水)に最新アルバム『
ティプシー・チューン』(IMGN-3005 2,500円 + 税)をリリース。
トルヴェール・クヮルテット(
須川展也 ss /
彦坂眞一郎 as /
新井靖志 ts /
田中靖人 brs)は、“個性と融合”をコンセプトに活動するサックス・ソリスト集団。92年〈東京国際音楽コンクール〉第2位、第5回〈日本吹奏楽アカデミー賞〉“演奏部門”を受賞し、2001年発売のCD『マルセル・ミュールに捧ぐ』では第56回〈文化庁芸術祭〉“レコード部門”で大賞を獲得。98年はTV番組「徹子の部屋」へ出演、2000年にはオランダでの日蘭国交修好400年記念演奏会に招かれ各地で絶賛を浴びるなど、ボーダレスに活動しています。
本作には、昨年9月9日に脳出血のため永眠したメンバー・新井靖志が全曲の収録に参加(録音: 2016年3月23〜25日)。新井編曲の「ドビュッシー: 弦楽四重奏曲」も収められ、各メンバーの思いが詰まったメモリアルな一枚となっています。