これまでに5回の〈グラミー賞〉を獲得、6作品が全米アルバム・チャートにてトップ10入りし、2005年に米Amazonが発表した“最も売れたアーティスト”で4位にランクイン(1位はザ・ビートルズ、2位はU2)するなど、ミュージック・シーンに君臨する“ジャズ・ヴォーカルの女王”
ダイアナ・クラール(Diana Krall)が、5月3日(水)に最新アルバム『ターン・アップ・ザ・クワイエット』をDVD付きの
初回限定盤(UCCV-9671 3,300円 + 税)と
通常盤(UCCV-1162 2,600円 + 税)の2形態でリリース。
作家の村上春樹が自身の期間限定公式サイト「村上さんのところ」で紹介して話題となった前作『
ウォールフラワー』では、巨匠
デイヴィッド・フォスターをプロデューサーに迎えてポップス・カヴァー・アルバムを作り上げたダイアナ・クラール。新作はデビュー前にクラールの才能を見抜き、キャリアを支え続けてきたトミー・リピューマがプロデュース。
マイルス・デイヴィスや
ジョージ・ベンソン、そして2012年にリリースされた
ポール・マッカートニーの『
キス・オン・ザ・ボトム』のプロデュースも手がけたリピューマは、90年代にフュージョンやAORの名作を数多く手がけた大物プロデューサー。1978年にはYMOの紀伊國屋ホールでの公演を観賞し、全米リリースを決定するなど、若い才能の発掘にも手腕を揮ってきました。高齢を理由に一線を退いていたものの、今回はクラールとジャズ・スタンダード・アルバムを制作するために8年ぶりにコンビを復活。ポップスやボサ・ノヴァなどジャズを離れて様々なチャレンジを続けてきた“現代ジャズ界ファースト・レディ”クラールが、再び巨匠プロデューサーと共に最高のジャズ・アルバムを完成させました。
アルバムは現在、
iTunesでの予約を受付中。予約することでスタンダード曲「ナイト・アンド・デイ」の先行ダウンロードが可能です。