シンガー・ソングライターの小沢健二が、98年1月発売の「春にして君を想う」以来約19年ぶりのシングルCD「流動体について」を2月22日（水）に7inchサイズ紙ジャケット仕様の完全生産限定盤でリリース。2月21日発売の朝日新聞朝刊には本作の一面広告が掲載されており、タイトル曲「流動体について」およびカップリング曲「神秘的」の歌詞や本人による長文のモノローグを読むことができます。

　タイトル曲「流動体について」は、2016年5月から6月にかけて行われた全国ツアー〈魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ〉で披露された新曲7曲のうちのひとつ。CDでは、ツアーでの演奏とは異なるアレンジとなっています。1996年に発表したアルバム『球体の奏でる音楽』を彷彿とさせるジャケット写真は、2016年の夏に自身の息子を小沢本人の視点から撮影したもの。

　また本作の特設サイトも開設されており、最新情報の掲載に加え、過去のミュージック・ビデオを高画質フル尺で視聴可能。再発が待ち望まれていた1993年発売の1stアルバム『犬は吠えるがキャラバンは進む』（97年に『dogs』と改題して再発）が近日生産再開予定であることも明かされています。

　シングル発売に伴い、フジテレビ系「笑っていいとも！」以来約3年ぶりとなるテレビ出演が決定。2月24日（金）にテレビ朝日系「ミュージックステーション」に生出演して「流動体について」「ぼくらが旅に出る理由」を披露するほか、同日、日本テレビ系「NEWS ZERO」ではロング・インタビューを放送。3月1日（水）には、日本テレビ系「スッキリ!!」での生歌唱を予定。4月にはフジテレビ系「Love music」への出演も決定しています。