指揮者
トーマス・ヘンゲルブロック(Thomas Hengelbrock)と
NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団(旧: 北ドイツ放送交響楽団)が、3月1日(水)に独ハンブルクの新生ホール“エルプフィルハーモニー”での初録音となる『
ブラームス: 交響曲第3番&第4番』(SICC-30423 2,600円 + 税)をリリース。
2017年1月にこけら落としが行なわれた“エルプフィルハーモニー”。同ホールを本拠地とする北ドイツ放送交響楽団も、2016 / 17年シーズンから名称を“NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団”に変更しました。
本アルバムは、2011年からNDRエルプフィル首席指揮者に就任し、その充実した演奏でドイツ音楽界にセンセーションを巻き起こしているヘンゲルブロックによる
ブラームスの交響曲全集の第1弾。“エルプフィルハーモニー”の正式なこけら落としに先駆けて、同ホールで初めて行なわれた録音セッションで収録。
ハンブルクはブラームスの生地であり、1945年に北西ドイツ放送響として創立されたNDRエルプフィルもブラームス演奏の伝統を守り続けています。ヘンゲルブロックはその伝統の上で、彼ならではのピリオド・スタイルをブラームス演奏に持ち込む斬新なアプローチを披露するだけでなく、交響曲第4番では自筆譜に当初書き込まれていた第1楽章の導入部を演奏するなど、並々ならぬこだわりを見せています。