2016年の〈世界文化賞〉を受賞し、現代を代表する芸術家として揺るぎない地位を確立しているヴァイオリンの巨匠
ギドン・クレーメル(Gidon Kremer)が70歳を記念し、若手トップクラスの実力を誇るピアニストの
ダニール・トリフォノフ(Daniil Trifonov)、ソリスト / 室内楽奏者としても活躍する
クレメラータ・バルティカの首席チェリスト、ギードレ・ディルヴァナウスカイテ(Giedre Dirvanauskaite)とのトリオで、新作アルバム『
祈り〜悲しみのトリオ』(UCCG-1761 2,800円 + 税)を3月1日(水)にリリース。
本アルバムは、
ラフマニノフの傑作集。ラフマニノフ /
クライスラーの「祈り」は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番第2楽章の編曲作品です。また「悲しみの三重奏曲第1番」はラフマニノフがモスクワ音楽院在学中に完成させた単一楽章による作品で、
チャイコフスキーのピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出」を手本に書かれているほか、「悲しみの三重奏曲第2番」は、そのチャイコフスキーの訃報を受けて書かれた作品となっています。