4月に来日公演を行う
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)の、3月24日(金)に発売されるアーカイヴ・コレクション第10弾
『フラワーズ・イン・ザ・ダート』デジタルアルバムのプリオーダーがスタート。未発表音源「マイ・ブレイヴ・フェイス(オリジナル・デモ)」、「ふりむかないで(オリジナル・デモ)」が先行配信されました。iTunes
でアルバムを予約するとこの2曲がダウンロードできるほか、単曲での購入も可能です。
どちらの曲も
エルヴィス・コステロとのコラボレーション楽曲で、シンプルな演奏をバックに2人が歌う貴重なデモ・テイク。とくに「マイ・ブレイヴ・フェイス」は、ポールとコステロが初めて2人で書いた、往年の
ジョンとポールのコンピを彷彿とさせる
ビートルズ風のポップ・ナンバーです。
『フラワーズ・イン・ザ・ダート』は1989年作。世界中で1位を獲得し、〈BRIT賞〉と〈グラミー賞〉の両方にノミネートされた、ポールの80年代のアルバムとしてはもっとも評価が高いアルバムのひとつです。アルバム収録曲の3分の1(「マイ・ブレイヴ・フェイス」、「ユー・ウォント・ハー・トゥー」、「ケアレス・ラヴに気をつけて」、「ふりむかないで」)で実現したマッカートニーとエルヴィス・コステロが大きな話題を呼びました。また、プロデューサーとして
ミッチェル・フルーム、
トレヴァー・ホーン、
デヴィッド・フォスター、スティーヴ・リプソン、エルヴィス・コステロ、そしてポール・マッカートニー自身と、蒼々たる顔ぶれが並んでいるほか、
ピンク・フロイドのギタリスト、
デイヴ・ギルモアが参加した「幸せなる結婚」、ビートルズのプロデューサー、
ジョージ・マーティンの手による「プット・イット・ゼア」の弦楽器のアレンジなど、聴きどころの多いアルバムです。