映像作家、音楽家、ピアニストと多彩な活動を展開する
高木正勝が、2010年のピアノ・ソロ・コンサート・ツアーを音源化した『
YMENE(イメネ)』(NOVUS-010 2,800円 + 税)と、2015年秋に行なった大所帯編成でのコンサートのライヴ・アルバム『
山咲み』(NOVUS-004〜6 4,500円 + 税)の2作品を、3月26日(日)に同時リリース。
『YMENE』は、9人編成で臨んだプログラム『
タイ・レイ・タイ・リオ』から2年後の2010年、一転して高木がひとりでステージに立ったピアノ・ソロ作品。自身初のライヴ・ツアーでもあった本コンサートは、ひとりでピアノに対峙し、指先や身体からあふれるエネルギーのすべてをピアノで強烈に共鳴させて、生命力に満ちた演奏が展開されています。ゴールが見えない旅をするように、公演ごとに音と格闘を続け、辿り着いたツアー最終地の東京公演から選ばれた楽曲で構成。時間をかけてコツコツと高木自身でミックスを続け、6年以上の歳月を経てついにリリースされる待望のアルバム。初音源化楽曲を含む全15曲が収録されています。
これまでライヴ会場と通販のみで限定販売されていた作品の一般販売となる『山咲み』は、『タイ・レイ・タイ・リオ』以来7年ぶりに行なわれたホール・ワンマン・コンサートの様子を収めた2CD + DVDの3枚組スペシャル・ボックス。ピアノ、アイヌ歌唱、パーカッション、ジプシー・ヴァイオリン、インド楽器、和楽器など、多様な文化の音を融け合わせ、村の祝祭を再現するかのような唯一無二の音楽世界が捉えられています。初回限定盤は、ひとつひとつ微妙に風合いの異なる特製ブックレットと、高木のコラムを掲載したミニ・ブックとともに特製ボックスに収めたスペシャル・パッケージ。