2004/10/28掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
60〜70年代に活躍した英国ロック・バンド、
ソフト・マシーンのオリジナル・メンバーとして、その後、英国のカンタベリー系ロックを代表する伝説の吟遊詩人として知られるシンガー・ソングライター、
ケヴィン・エアーズ。2002年に続いて今年も来日し、渋いノドとギターを披露してくれたのですが、そんな彼のライヴ・アルバム
『アライヴ・イン・カリフォルニア』(MSIG-0154 \2,835(税込))がMSI(ミュージック・シーン)より12月16日にリリース。
タイトルにある通り、98年と2000年のロサンゼルス、サンフランシスコでのバンドとともに行なったコンサートと、93年のロサンゼルスでのソロ・コンサートの模様を収めたもので、マイク・オールドフィールドが参加したことでも有名な71年の名作
『シューティング・アット・ザ・ムーン』(写真)から「メイ・アイ」、ソロ・デビュー作
『おもちゃの歓び』から「レディ・レイチェル」、ボヘミアンな歌詞による名曲「ブルー・スエード・シューズの異邦人」、円熟した空気がたまらない名作
『スティル・ライフ・ウィズ・ギター』から「ゴースト・トレイン」といった代表曲全15曲を収録。
ソフト・マシーン出身ということで、プログレッシヴ・ロックのジャンルに括られがちなケヴィン・エアーズですが、肩の力が抜けた唄と演奏が堪能できるはずなので、是非とも一聴をオススメします。