昨年、
ア・トライブ・コールド・クエストの『
ウィ・ゴット・イット・フロム・ヒア・サンキュー・フォー・ユアー・サービス』と
J.コールの『
4 Your Eyez Only』という全米No.1に輝いた2作品に参加した日本人キーボード奏者 / 作曲家 / プロデューサーの
BIGYUKIが今夏、初のフル・アルバム(タイトル未定)をリリースすることが発表されました。ティーザー映像が
YouTubeにて公開されています。
6歳でピアノを始めたBIGYUKIは、高校卒業後に渡米し、バークリー音楽大学へ進学。卒業後はボストンでの活動を経て、ニューヨークに拠点を移し、ジャズ、R&B、ヒップホップとジャンルを横断して活躍しています。2016年にはアメリカの大手ジャズ専門誌「JAZZ TIMES」誌の読者投票で
チック・コリアや
ハービー・ハンコックといった大御所と並びベスト・キーボード奏者で入賞を果たすなど、ジャズ・シーンからリスペクトを受けつつ、ヒップホップ・シーンの重要作にも参加。
また、BIGYUKIと同様にジャズとヒップホップを横断する
ロバート・グラスパーが「現在最も注目しているアーティスト」と発言し、ジャズ界の登竜門〈セロニアス・モンク・コンペティション〉で優勝したベーシスト、
ベン・ウィリアムスは「自分のインスピレーションの源のような存在」と賞賛するなど、現在のNY音楽シーンで最注目のアーティストのひとりです。