米シカゴを拠点とするアヴァン・ジャズ・トリオの
ボトル・トゥリー(BOTTLE TREE)が、同地の尖鋭レーベル〈International Anthem〉よりリリースしたデビュー・アルバム『ボトル・トゥリー』が日本限定で
CD化(PCD-24642 2,400円 + 税)され、7月5日(水)に発売されます。
本国アメリカでは、“
スティーヴィー・ワンダーと
ドン・チェリーとノーヴォス・バイアーノスが70年代に邂逅していたら”“
アート・アンサンブル・オブ・シカゴにヒット曲の制作を依頼したら”などと形容されるボトル・トゥリーは、シンガーで学者でもあるA.M.フリソン、コルネット兼マルチ奏者のベン・ラマー・ゲイ、ドラマーのトマッソ・モレッティという変則トリオ。フリー・ジャズに通じる実験精神が支柱にありながらも、隙間を生かしたモダンで立体的な音響美やアフロ・ブラジリアンも取り入れたビート、そしてメロディアスで伸びやかなヴォーカルの存在感によって、ジャンル分け不可能の刺激的なサウンドを生み出しています。
〈International Anthem〉は、ポストロック・バンド、
トータスのギタリストである
ジェフ・パーカーのリーダー・アルバム『
The New Breed』を2016年にリリース。ハイセンスなジャズ作品をリリースし続け、注目を浴びています。