2017年のホール開館20周年を記念し、2016年10月13日に東京オペラシティ コンサートホール: タケミツ メモリアルで行なわれた東京オペラシティ文化財団主催公演〈没後20年 武満 徹 オーケストラ・コンサート〉のライヴ録音CD『
没後20年 武満 徹 オーケストラ・コンサート』(TWFS90013 2,600円 + 税)が9月8日(金)にリリースされます。同財団と株式会社フォンテックの協力により、タワーレコード限定販売品として全国のタワーレコード販売されるほか、東京オペラシティビル内のギャラリー5、くまざわ書店、日本弦楽器でも販売予定です。
武満 徹は晩年から亡くなる1996年まで、東京オペラシティ文化財団芸術監督を務め、ホールや自主企画の基本理念といったソフト面において関わりをもちました。そして武満の没後、東京オペラシティ コンサートホールの名称に、敬愛の念をこめ“タケミツ メモリアル”という呼称を加え、1997年9月10日に“東京オペラシティ コンサートホール: タケミツ メモリアル」が開館しました。
本アルバムには、当日の公演で演奏されたすべての曲を収録。指揮を務めた
オリヴァー・ナッセン(Oliver Knussen)は現代曲のスペシャリストであるとともに、10代で武満作品を耳にして以降同志として、そして友としても武満と深くかかわっていた、本演奏会にはまさに最適の存在でした。