新世代ジャズの黄金期を象徴するサックス奏者、
カマシ・ワシントン(Kamasi Washington)が、最新作『Harmony of Difference』を9月22日(金)に日本先行(YTCD-171JP 1,400円 + 税)でリリース。リード曲「Truth」がYouTubeなどで公開されています。
世界中で高く評価された2015年のデビュー・アルバム『
ザ・エピック(The Epic)』以来となる今作はロントンの「Young Turks」からリリース。前作のメイン・パーソネルを務めたザ・ネクスト・ステップの面々に加え、盟友
サンダーキャットや
テラス・マーティン、そしてギタリストには、
チック・コリアから
ソランジュのバックまで務めるマット・ヘイズが参加。6つの楽章から構成される組曲となっており、作曲技法のひとつである“対位法”の可能性を探求しているとのこと。対位法についてワシントンは、「類似性と違いとのバランスを取って、別々のメロディの間にハーモニーを作りだすアート」と定義しており、5曲の異なるテーマ、そしてそれらをひとつに融合して演奏した13分を超える大曲「Truth」へと帰結する構成となっています。また本作のアートワークはカマシ・ワシントンの姉妹のアマニ・ワシントンが手がけています。
なおワシントンは、9月23日(土)・24日(日) の2日間に亘り神奈川・横浜赤レンガ野外特設ステージにて開催される〈Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN 2017〉に出演。開催2日目の24日(日)に登場します。