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ピリオド楽器奏者による室内アンサンブル“ジ・エイジ・オブ・パッションズ”が国内デビュー盤を発売

ジ・エイジ・オブ・パッションズ   2017/08/17 15:01掲載
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 “没後250年テレマン傑作の森名盤撰”シリーズからの一枚として、眉目秀麗なガンバ奏者のヒレ・パール(Hille Perl)、フライブルク・バロックオーケストラ芸術監督のペトラ・ミュレヤンス(Petra Müllejans)、カメラータ・ケルンのカール・カイザー(Karl Kaiser)ら、個性あふれるトップ・レベルのピリオド奏者が結成した室内アンサンブル“ジ・エイジ・オブ・パッションズ”の国内デビュー盤となるアルバム『テレマン: パリ四重奏曲集(全6曲)』(SICC-30453〜4 3,000円 + 税)が8月23日(水)にリリースされます。

 『没後250年テレマン傑作の森名盤撰』シリーズは、今年が“バロック時代の三大巨匠のひとり”と称されるテレマンの没後250周年にあたることを記念し、テレマン復興に貢献してきた巨匠ラインハルト・ゲーベル(Reinhard Goebel)による世界初録音をはじめ、ソニー・クラシカル、ドイツ・ハルモニア・ムンディでのテレマン作品の近年の新録音の国内盤と、フランス・ブリュッヘン(Frans Brüggen)やカメラータ・ケルンによるドイツ・ハルモニア・ムンディおよびセオンの定評のあるカタログを織り交ぜて発売するシリーズです。

 旺盛な作品の出版によって、生前はバッハよりもはるかにその名を広く知られていたテレマン。その名声はヨーロッパ中に伝わっており、テレマンの音楽を熱心に支持したパリの音楽家の招待で、テレマンは1737年に生涯唯一のパリ旅行を行ないました。同地で作曲したのが『新しい四重奏曲集』とされるこの6曲で、ブラヴェやフォルクレといった当時のパリの名手を想定して書かれたためにフランス様式の舞曲を多く取り入れた、テレマンの室内楽中でも最高傑作の呼び声が高い作品となっています。日本盤では2枚セットで全集としての発売です。

■2017年8月23日(水)発売
ジ・エイジ・オブ・パッションズ
テレマン: パリ四重奏曲集(全6曲)

SICC-30453〜4 3,000円 + 税

[収録曲]
テレマン: 『パリ四重奏曲集』(フラウト・トラヴェルソ、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバもしくはチェロと通奏低音のための6つの組曲風の新しい四重奏曲集)

[disc 1]
01〜06. 四重奏曲第1番ニ長調TWV43:D3
07〜12. 四重奏曲第2番イ短調TWV43:a2
13〜19. 四重奏曲第3番ト長調TWV43:G4

[disc 2]
01〜06. 四重奏曲第4番ロ短調TWV43:h2
07〜12. 四重奏曲第5番イ長調TWV43:A3
13〜18. 四重奏曲第6番ホ短調TWV43:e4

[演奏]
ジ・エイジ・オブ・パッションズ[カール・カイザー(ft)ペトラ・ミュレヤンス(vn)ヒレ・パール(vg)リー・サンタナ(lute)ユリス・タイヒマニス(vc / 01, 04, 06)ミヒャエル・ベーリンガー(hc / 02, 03, 05)]

[録音]
2010年11月7日〜9日(01, 02, 04, 06)2011年5月2日〜5日(03, 05) 独ハイルスブロン レフェクトリウム
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