東京交響楽団と同楽団の正指揮者を務める
飯森範親による、20世紀ソビエトの作曲家ガヴリイル・ポポーフ(Gavriil Popov)の交響曲第1番の日本初演をライヴ・レコーディングで収めたアルバム『
ポポーフ: 交響曲第1番《日本初演》』(OVCL-00626 3,000円 + 税)が8月23日(水)にリリースされます。
ポポーフは、激動の時代を生き抜いた作曲家。レニングラード音楽院時代は
ショスタコーヴィチとともに将来有望な才能の持ち主として注目されました。数々の作品で実力が認められていくなかで、当時のソビエトの芸術政策によって活躍の場が絶たれてしまい、不遇の時代を生きました。近年、彼の音楽は再評価され、世界でその名が知られつつあります。
本アルバムは、2016年8月4日に東京・赤坂 サントリーホールで行なわれたポポーフの交響曲第1番の日本初演。エネルギーに満ちた楽曲を、ライヴならではの熱気と迫力あふれる演奏で収めています。