2017/08/24掲載(Last Update:17/08/28 15:43)
11月3日(金・祝)から5日(日)までの3日間、東京・恵比寿 ザ・ガーデンホールにて開催される〈モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2017〉の出演アーティスト第1弾が発表されています。
初日には、独創的なエレクトロ・ミュージックの担い手として知られる
マシュー・ハーバートが、新プロジェクト“マシュー・ハーバート・ブレグジット・ビッグ・バンド”名義で登場。これまで
2枚のアルバムをリリースしてきた“
ザ・マシュー・ハーバート・ビッグ・バンド”に、“ブレグジット(BREXIT)”の文字が加わった今回のプロジェクトは、イギリスの欧州連合脱退に端を発しており、これまでとは違って大世帯のクワイア(合唱団)を配しています。
また、2日目には世界が注目する14歳の天才ピアニスト、
ジョーイ・アレキサンダーが出演。幼少時から非凡な才能を発揮し、
ハービー・ハンコックや
ウィントン・マルサリスといったジャズの巨匠たちを魅了したアレキサンダー。2015年発表のデビュー・アルバム『
マイ・フェイヴァリット・シングス』は〈グラミー賞〉“最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・アルバム”など2部門でノミネートされ、最年少ノミネート記録を樹立しました。昨年11月に発表した2ndアルバム『
カウントダウン』ではピアノ・トリオを主体としつつ、オリジナル楽曲も披露するなど、新たなフェーズに突入。天才少年の最新モードに期待が高まります。
そして最終日には日本が世界に誇るアーティスト、
三宅 純の出演が決定。フランスを拠点に国際的な活躍で知られる三宅は、昨年リオ五輪閉幕式の「君が代」のアレンジを担当し、大きな話題になりました。今回のステージでは、ブルガリアンヴォイスの合唱団“コスミック・ヴォイセズ”や、リサ・パピノー、勝沼恭子、
ブルーノ・カピナンといったヴォーカリストたちに、パーカッション、ストリングス・カルテットなどが加わった多国籍ユニットで、独創的なアンサンブルを披露する予定となっています。
さらに、フェスティバルのシンボルとなるグラフィック作品を
西野亮廣が担当。お笑いコンビ、
キングコングの一員として、また、絵本作家としても活躍中の西野は今回、自身のヒット作としても知られる『えんとつ町のプペル』をモチーフにしたキーヴィジュアルを制作。
今後の出演決定アーティストや公演情報の詳細は
オフィシャル・サイトに随時発表されます。