1970年ノルウェー生まれのピアニスト、
レイフ・オヴェ・アンスネス(Leif Ove Andsnes)が、ソニー・クラシカルへの録音の第4弾『
悲しきワルツ〜シベリウス: ピアノ名品集』(SICC-30455 2,600円 + 税)を9月13日(水)にリリース。
本アルバムは、2012年から2014年にかけて3年がかりで取り組み、レコーディングとワールド・ツアーを連携させて世界的な成功を収めた“ベートーヴェンへの旅”(ピアノ協奏曲全曲の演奏とレコーディング)に続く、ソニー・クラシカルへの初のソロ・アルバム。内容はオール・シベリウス・アルバムです。
7曲の交響曲や「フィンランディア」をはじめとするオーケストラ曲の作曲者としてよく知られる
シベリウスは、ピアノ・ソロ作品(多くは小品)も150曲残しています。アンスネスはその中から自分の心に強く響く15作品・24トラックの作品を選び出し、絶妙な緩急をつけて配置して1枚のシベリウス・アルバムを編みあげています。アルバムには、
グレン・グールド(Glenn Gould)が1976年、77年に録音したことで一躍有名になった「キュリッキ」や「ソナチネ第1番」、オーケストラ曲で有名な「悲しきワルツ」のピアノ版のほか、昨年からアンスネスがリサイタルに組み込んでいる珠玉の小品が収録されています。