特にヨーロッパで絶大な人気を誇り、映画『
最強のふたり』をはじめ数々の映画音楽を手がける“イタリアの巨匠”
ルドヴィコ・エイナウディ(Ludovico Einaudi)。エイナウディが初めて日本映画の音楽を手がけたことでも話題の、
福山雅治主演・
是枝裕和監督作「三度目の殺人」のメイン・テーマが9月8日(金)より主要音楽配信 / ストリーミングサイトで配信開始。
映画「三度目の殺人」は、9月9日(土)から全国公開される是枝監督によるオリジナル脚本作品。『
そして父になる』から是枝監督と2度目のタッグとなる福山を主演に、是枝組初参加の名優、
役所広司を迎えた本作は、是枝監督が近年描いてきたホームドラマとは一転、かねてより挑戦したいと考えていたという法廷心理ドラマになっています。
エイナウディと是枝監督は今年2月末に撮影現場で初対面。その際、是枝監督は映画のいくつかのシーンをエイナウディに見せ、自身のイマジネーションを伝え、エイナウディは、映画のストーリーのいちばん重要な部分を選別し、そこからメイン・テーマの雰囲気を作り上げていったといいます。今回のテーマ曲についてエイナウディは「映画のストーリーから感じる悲しみや嘆き、そして謎、不可解な要素を音楽に取り入れています」とコメント。
「三度目の殺人」は、イタリアで開幕される第74回〈ヴェネチア国際映画祭〉のコンペティション部門に出品。そのレッドカーペットには、監督、出演者とともにエイナウディも登場しました。
©Decca: Ray Tarantino