リドリー・スコットがメガフォンをとる“エイリアン”シリーズ最新作「エイリアン:コヴェナント」が9月15日(金)より全国でロードショー。封切に先駆けて本作に登場する“エイリアン”の姿を捉えた場面写真が公開されています。
「エイリアン:コヴェナント」は、映画『
プロメテウス』の続編にしてシリーズ第1弾に繋がるプリクエル。新たな植民地を探す人類を乗せた宇宙船“コヴェナント号”のクルーが未知の楽園を発見するも、そこで想像を超える脅威に直面する様子を描いています。
マイケル・ファスベンダー、
キャサリン・ウォーターストーンらが出演しています。
スイスの画家、H・R・ギーガが初作のデザインを担当したことで知られる“エイリアン”。スコットはギーガーの画集を見た際に「観客が逃げ出すから、“映画用にデザインを頼もう”というスタジオの反対をはねつけ、私は“これしかない”と一歩も引かなかった。このデザインしかない、難しくても権利を取ってくれとね」と当時を振り返りコメント。さらに本作で新たに登場する生命体“ネオモーフ”に関して「ネオモーフのデザインは容易ではなかった」と語り、「なぜなら、お決まりのもの以上の何かを追加しなければならなかったからだ。飽きられないものにしたかった。ずっと残るものにしたいと思った。ネオモーフはある意味、"エイリアンの第1世代"だが、人間の生物形態を加え、言ってみれば組み合わせ、結びつける必要があった」と説明。劇中で最初にネオモチーフと遭遇する“カリン”を演じた
カルメン・イジョゴは「何かが動いている気配は感じるけれど、理解が及ばないせいで、恐怖のどん底に突き落とすの」と語っています。