1998年に〈ロン=ティボー国際コンクール〉で優勝ならびに聴衆賞、オーケストラ賞を含む5つの特別賞を受賞し、一躍脚光を浴びたピアニストの
セドリック・ティベルギアン(Cedric Tiberghien)が、10月6日(金)に東京・富ヶ谷 Hakuju Hallで開催される〈第30回 ワンダフルoneアワー〉に登場。
クラシックのコンサートといえば、夜の公演が多く、しかも2時間以上かかってしまうもの。「忙しいから難しい」「夜の外出はちょっと……」といった理由で行くことを諦めてしまう方におすすめしたいコンサート・シリーズが〈ワンダフルoneアワー〉。本シリーズは昼夜2回の公演で、かつ公演時間が1時間に凝縮された“音楽のエスプレッソ”と呼べるコンサートです。
ティベルギアンは、ロン=ティボー国際コンクールで脚光を浴びた後、世界有数のホールに登場。日本でも名演を重ね、洗練されたピアニズムと色彩豊かで華のある演奏で多くの人の心を掴んできました。また、最近ではヴァイオリニストの
アリーナ・イブラギモヴァ(Alina Ibragimova)との共演も話題を呼んでいます。
本公演のプログラムは、
プロコフィエフの「束の間の幻影」と
ムソルグスキーの代表作「展覧会の絵」。ピアノ1台で奏でられる名画の数々を、色彩感あふれるティベルギアンならではの演奏で味わえます。
©Jean Baptiste Millot