1991年3月5日にロシアで生まれ、若手最高峰のスター・ピアニスト / 作曲家として活躍する
ダニール・トリフォノフ(Daniil Trifonov)が、『
ショパン: ピアノ協奏曲第1番&第2番』(UCCG-1777〜8 3,500円 + 税)を10月11日(水)にリリース。
トリフォノフは2010年、混戦となった第16回〈ショパン国際ピアノ・コンクール〉で第3位入賞を果たして国際舞台に踊り出し、翌年第13回〈ルービンシュタイン国際ピアノ・マスター・コンクール〉第1位、第14回〈チャイコフスキー国際コンクール〉第1位ならびにグランプリを受賞したことで、その地位を不動のものとしました。2013年2月にはドイツ・グラモフォンと専属録音契約を結び、ピアニストとして国際的に活躍しながら、作曲家としても活動しています。
本アルバムは、2018年に創立120周年を迎えるドイツ・グラモフォンが巨匠ピアニストを次々とリリースするビック・プロジェクト“ピアノ・マスターズ・シリーズ”の第3弾。
ショパンの2曲のピアノ協奏曲に加え、ソロ作品と、
モンポウ、
シューマン、
チャイコフスキー、
グリーグ、
バーバーによるショパンへのオマージュといえる作品を収録。協奏曲は、コンポーザー・ピアニストの鬼才
ミハイル・プレトニョフ(Mikhail Pletnev)のオーケストレーションによる世界初録音で、指揮もプレトニョフが担当。さらに、「2台のピアノのためのロンド」では、トリフォノフの師であるセルゲイ・ババヤン(Sergei Babayan)と共演しています。