キュートな歌声と知性あふれる作品で、高い人気を誇るジャズ・シンガー、
ステイシー・ケント(Stacey Kent)が、2015年に
ロベルト・メネスカルをフィーチャーしてリリースした『
テンダリー』以来、2年ぶりとなる新作『
アイ・ノウ・アイ・ドリーム』(SICP-5617 2,400円 + 税)を10月25日(水)にリリース。
ケントは米ニュージャージー州生まれ。ロンドンを拠点に活躍しながら、1997年に『
クローズ・ユア・アイズ』でデビュー。2007年にブルーノート・レコードと契約し、移籍第1弾アルバム『
市街電車で朝食を』は〈グラミー賞〉にノミネートされました。 作品は世界各国で話題を呼び、2009年にはフランスで芸術文化勲章“シュヴァリエ(騎士)”を授章するなど、まさにコスモポリタンな活動を行なっています。
『アイ・ノウ・アイ・ドリーム』では長年の夢であったオーケストラとの共演が実現。プロデュースは彼女の公私ともにパートナーであるサックス奏者の
ジム・トムリンソンが担当。
また、今作は2017年度のノーベル文学賞に選ばれた
カズオ・イシグロが歌詞を手がけた書下ろし最新曲「バレット・トレイン(新幹線)」を収録しているほか、同じくイシグロが作詞した前々作のアルバム・タイトル曲「
チェンジング・ライツ」のストリングス・ヴァージョンも再録されています。さらに、
アントニオ・カルロス・ジョビンの「ダブル・レインボウ」「フォトグラフ」、
セルジュ・ゲンスブールの「失われた恋」、
ニノ・フェレールの「マデュレイラ通り」などの名曲を美しいストリングス・サウンドととも歌い上げています。