ピナ・バウシュや
ヴィム・ヴェンダースとのコラボレーション、リオ五輪「君が代」のアレンジも記憶に新しい、世界的作曲家 / 演奏家の
三宅 純による“失われた記憶をめぐる幻想と覚醒の三部作”『
ロスト・メモリー・シアター』の完結編『
ロスト・メモリー・シアター act-3』(PCD-26069 2,600円 + 税)が11月15日(水)にリリースされます。
“人々の失われた記憶が流れ込む劇場がどこかにあったとすれば、そこではどんな音楽が流れているのだろう?”という着想を得て、2013年に『
ロスト・メモリー・シアター act-1』を発表。記憶の迷宮を彷徨うかのような音楽体験をリスナーにもたらした同作は、フランスやドイツの音楽誌で「音楽批評家大賞」「年間ベストアルバム賞」などを受賞し、UKのトップDJ、
ジャイルス・ピーターソンが英BBCで特番を組むなど、世界中で大絶賛と共に迎えられました。翌2014年には、さらなる記憶の深部へと探求を進めた『
act-2』を発表。
白井 晃の演出により舞台化もされ、三宅自身が“ライフワーク”と位置づけるプロジェクトとなりました。
シリーズ完結編となる『act-3』は、
アート・リンゼイ、リサ・パピノー、コスミック・ヴォイセズら、三宅サウンドに欠かせないコラボレーター陣はもちろん、ギリシャの国民的歌手ディミトラ・ガラーニ、ピナ・バウシュ・カンパニーのダンサー、ナザレット・パナデロや、女優のメヒティルド・グロスマンといったレジェンドも参加。さらにはブラジル音楽界の新鋭
ブルーノ・カピナンといった若き才能もフィーチャーしています。また、制作期間中にこの世を去ったマルチ・リード奏者、
宮本大路やレミ・コルパ・コプールの生前のヴォイスを随所にコラージュし、作品に重層的な“記憶”を刻印しています。