東京二期会オペラ劇場〈こうもり〉が、2017年11月22日(水)から26日(日)にかけて東京・日比谷 日生劇場で全5回上演されます。俳優の
イッセー尾形がオペラの舞台に初挑戦します。
ヨハン・シュトラウスII世作曲のオペレッタ〈こうもり〉は、ウィンナ・オペレッタの最高峰と称され、ヨーロッパでは年末の風物詩として定着しています。このプロダクションは2012年、ベルリン・コーミッシェ・オーパーで制作された提携公演で、演出家アンドレアス・ホモキ(Andreas Homoki)自身も今回来日し、連日稽古場で新たに東京ヴァージョンを制作してきました。
イッセー尾形が演じる役は、看守フロッシュ。このプロダクションでは唯一“歌わない”役で、演技のみの出演となります。この役は〈こうもり〉の本場ウィーンでも名俳優が演じるなど、物語になくてはならない重要な役どころです。演出のホモキは「彼の卓越した笑いの演技が、共演するオペラ歌手たちにも刺激を与えて、とてもよい相乗効果をもたらしている」と語っています。