11月末の来日公演を成功裏に終えた
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)が、
ジョン・アダムズ(John Adams)生誕70年と今回の日本公演を記念し、自主レーベル「ベルリン・フィル・レコーディングス」の最新タイトル『
ジョン・アダムズ・エディション』(4CD + 2Blu-ray KKC-9271〜6 13,000円 + 税)を11月21日(火)にリリース。キングインターナショナルの
特設サイトでは、今回が芸術監督兼首席指揮者としてベルリン・フィルとの最後の来日となった
サー・サイモン・ラトル(Sir Simon Rattle)も登壇のもとで開催された、記者会見の動画が公開されています。
本作はラトル、ベルリン・フィル次期芸術監督兼首席指揮者の
キリル・ペトレンコ(Kirill Petrenko)、
グスターボ・ドゥダメル(Gustavo Dudamel)、
アラン・ギルバート(Alan Gilbert)、そして作曲家自身の5人の指揮者のもと、アダムズの代表作7曲を収めたもの。2018年からラトルの後任を務めるK.ペトレンコにとっては、本作がベルリン・フィルとの最初のCD録音。「シェヘラザード.2」のソロ・ヴァイオリンは、同作を献呈され、初演以来すべての演奏機会で独奏を務める
リーラ・ジョセフォウィッツ(Leila Josefowicz)です。
4枚のCDと、コンサート映像が収められたBlu-ray2枚、さらにハイレゾ音源もダウンロードできる仕様の本作。映像には作曲家自身のインタビューや、ベルリンでのレジデンスを活写したドキュメンタリーも含まれており、作曲家への総合的理解も深まる充実の内容です。装丁は、世界有数の芸術写真家ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)が、このエディションのために特別にオリジナルで作成。アダムスの音楽にインスピレーションを受けた写真が多数掲載され、芸術作品としても高い価値を持つ内容となっています。