文豪、
谷崎潤一郎の小説を映画化するプロジェクト「TANIZAKI TRIBUTE」の3作品のうちのひとつ「富美子の足」が、2018年2月10日(土)より東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開。封切に先駆けて予告編が公開されています。
大正8年に谷崎が発表した短編小説を『
リュウグウノツカイ』の
ウエダアツシ監督が現代劇に置き換え映画化した「富美子の足」。風俗店で働く富美子の美しい足が、富豪の老人、塚越と塚越の甥でフィギュア作家の野田を狂わせていく様子が描かれています。富美子を
片山萌美が、富美子を愛人にする塚越を
でんでん、塚越から富美子の脚の等身大フィギュアを作るように命令される野田を
淵上泰史が演じています。
公開された予告編では塚越が富美子に「この足は芸術だ!俺の金、全部姉ちゃんにやる」と叫ぶシーンからスタート。野田が富美子の足をフィギュアにする姿や、野田と塚越が富美子の足を舐めるシーンなどフェティッシュな世界を捉えています。
なお『TANIZAKI TRIBUTE』は、
内田英治が監督を務めた「神と人との間」が1月27日(土)より、
藤井道人がメガホンをとった「悪魔」が2018年中にテアトル新宿ほか全国で順次公開されます。
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「富美子の足」2018年2月10日(土)より東京 テアトル新宿ほか全国でロードショー
tanizakitribute.com監督: ウエダアツシ
出演: でんでん / 片山萌美 / 淵上泰史
原案: 谷崎潤一郎 / 制作プロダクション: TBSサービス
配給: TBSサービス
©2018 Tanizaki Tribute製作委員会