近年、
スワヴェク・ヤスクウケらの活躍をきっかけに注目を浴びる、ポーランドのジャズ・シーン。“ショパンの国”として知られる同国ならではの“ピアノ”をテーマにしたコンピレーション・アルバム『
ポーランド・ピアニズム』(RPOZ-10037 2,500円 + 税)が12月20日(水)にリリースされます。
選曲は日本におけるポーランド・ジャズ研究の第一人者、オラシオが手がけ、全曲国内初CD化となる11曲を収録。美しいメロディと多彩なコンポジション、ネオ・クラシカルやユーロ・フォークのセンスも併せ持ち、“ヨーロッパのジャズ”という言葉だけでは括れないさまざまな個性が魅力のポーリッシュ・ジャズは、60年代から数多くの映画音楽にジャズ作曲家が起用されてきた背景もあり、演奏からは映像的なトーンも感じられます。
収録アーティストはスワヴェク・ヤスクウケをはじめ、同国のスター・プレイヤー、レシェク・モジジェルが結成した多国籍トリオや、ヤスクウケとデュオも組む現代ポーランド・ジャズ最先端ピアニスト、ピョトル・ヴィレジョウ、ポスト・クラシカル作品や映画音楽も手掛けるセバスティアン・ザヴァツキら、ポーランド・ジャズを代表するピアニストが揃っています。