1月7日に授賞式が行われた第75回〈ゴールデン・グローブ賞〉にて、作曲賞と監督賞の2冠に輝いた
ギレルモ・デル・トロ監督作品「シェイプ・オブ・ウォーター」の
オリジナル・サウンドトラック盤(UCCL-1201 2,700円 + 税)が2月28日(水)に発売されます。
スコアを作曲したのは、『
英国王のスピーチ』『
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 / PART2』『
GODZILLA ゴジラ』などを手がけ、『
グランド・ブダペスト・ホテル』でオスカーに輝いた作曲家の
アレクサンドル・デスプラ。
ロンドン交響楽団を迎え、ロンドンのアビイ・ロード・スタジオにて録音されました。新録のヴォーカル・ナンバーとして、
ルネ・フレミングがスタンダード・ナンバーの「ユール・ネヴァー・ノウ」、
マデリン・ペルーが
セルジュ・ゲンズブールの名曲「ラ・ジャヴァネーズ」を歌うほか、
カルメン・ミランダ、
グレン・ミラーなどの往年の録音もあわせて収録されています。
アレクサンドル・デスプラは本作に携わるきっかけについて「このプロジェクトについてはギレルモから数年前に聞いていた。作品のファースト・カットを観たときには驚愕したよ。彼はミュージカルを撮っていたけど、音楽はまだ書かれていなかったんだ。ギレルモが提供してくれた詩的な世界が、完璧なカメラの動きの優雅さによって引き立てられ、本当に貴重な贈り物となった」と述べています。
「シェイプ・オブ・ウォーター」は、1962年米ソ冷戦時代のアメリカが舞台。政府の極秘研究所で清掃員として働く発話障害の孤独な女性、イライザ(
サリー・ホーキンス)を主人公に、彼女が極秘実験の水槽で飼われている不思議な生物と交流を深め、次第に神のように崇められていたという“彼”の魅惑的な姿に心を奪われ恋に落ちます。2018年3月1日(木)より東京・有楽町 TOHOシネマズシャンテほかにてロードショー。