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松浦俊夫、ジャイルス・ピーターソン監修のもと初の自己名義でニュー・アルバムをリリース

松浦俊夫   2018/01/16 13:49掲載
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松浦俊夫、ジャイルス・ピーターソン監修のもと初の自己名義でニュー・アルバムをリリース
 United Future Organization(U.F.O.)のメンバーとして、日本のクラブ・カルチャーの礎を築き、U.F.O.から独立後も国内外のクラブやフェスティヴァルで活動を続ける世界的DJ / プロデューサーの松浦俊夫が、自身初の自己名義となるTOSHIO MATSUURA GROUPで新作『LOVEPLAYDANCE』(UCCJ-2153 3,000円 + 税)を3月7日(水)にリリース。

 松浦はキャリア30年を迎えた2017年に単身ロンドンへ渡り、盟友ジャイルス・ピーターソン監修のもと、現地の若手精鋭ミュージシャンと『LOVEPLAYDANCE』をレコーディング。自身のDJキャリアにおけるマイルストーン的楽曲7曲をピックアップし、90年代の「Talkin Loud」レーベルの諸作から2010年代のフライング・ロータスのナンバーまで、世界中のダンスフロアを揺らしたクラブ・ヒッツをカヴァーしています。さらに、U.F.O.在籍時の代表曲「Loud Minority」の進化形といえる新曲「L.M.II」も収録。本作は自身が心躍らせてきた音楽へのトリビュートであり、その音楽を若い世代に引き継ぐ意味も込められています。

 本作に関して松浦は、「本アルバムのコンセプトは、私が1980年代後半にロンドンからやってきた“ジャズで踊る”ムーヴメントで人生を大きく変えられ、そして自身がU.F.O.としてそのシーンを日本に作り、そこでこれまでDJとして活動してきたなかで私に多大な影響を与えてくれたマイルストーン的楽曲をカヴァーするというものです。アシッドジャズの誕生から30年が経ち、これまでに多くの名作が生まれてきましたが、特に日本では若い世代にシーンがうまく引き継ぎが出来ておらず、これを機にこれらの作品及びアーティストが再評価されることを願っています。これはイギリスにおいても当時のアーティストらが再び今注目を集めていることにも関連していると思っています。ただ、単なるノスタルジックな気持ちになるようのものではなく、現在そしてこれからのシーンを牽引するアーティストたちを巻き込んで作りました」とコメント。

 この作品はジャイルスが主宰するレーベル「Brownswood Recordings」から4月初旬にワールド・リリースが決定しています。またアルバム発売に先駆け、収録曲の「I AM THE BLACK GOLD OF THE SUN / KITTY BEY」の2曲を収録した12インチ・ヴァイナルが2月14日(水)にリリースされます。HMV record shop 3店舗(渋谷、新宿ALTA、コピス吉祥寺)では2月7日(水)に先行発売が予定されています。

■2018年3月7日発売
TOSHIO MATSUURA GROUP
LOVEPLAYDANCE

UCCJ-2153 3,000円 + 税

[収録曲]
01. CHANGE(Bugge Wesseltoft, 2001)
02. HIGH NOON(Kruder & Dorfmeister, 1993)
03. L.M. II(New Original, 2018)
04. I AM THE BLACK GOLD OF THE SUN(The New Rotary Connection, 1971 / Nuyorican Soul feat. Jocelyn Brown, 1997)
05. KITTY BEY(Byron Morris And Unity, 1974)
06. BROWN PAPER BAG(Roni Size Reprazent, 1997)
07. DO THE ASTRAL PLANE(Flying Lotus, 2010)
08. AT LES(Carl Craig Innerzone Orchestra, 1993/1997)

※()内はオリジナル及び代表的アーティスト,発表年
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