ロン=ティボー国際コンクールヴァイオリン部門で日本人として初優勝の快挙を成し遂げて以来、日本屈指の実力派ヴァイオリニストとして活躍を続けてきた
小林美恵が、ヴァイオリンの神秘に迫る全6回の新シリーズ公演“小林美恵 華麗なるヴァイオリンの伝説”を東京・富ヶ谷 Hakuju Hallでスタート。その初回となる〈第1回「ダ・ヴィンチの迷宮」〜小林美恵 無伴奏の極みを弾く〉が2018年2月17日(土)に開催されます。
本シリーズは、『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』(新潮社)、『138億年の音楽史』(講談社)などの著書でも話題の作家 / 文化芸術プロデューサー、浦久俊彦をパートナーに、歴史やアート、社会など、多彩な角度からヴァイオリンを徹底解剖する内容。ヴァイオリン・ファンからクラシック音楽の初心者まで幅広く楽しめる、新時代のトーク&コンサートです。
シリーズの初回となる〈第1回「ダ・ヴィンチの迷宮」〜小林美恵 無伴奏の極みを弾く〉は、
ビーバーや
J.S.バッハ、
イザイが遺したヴァイオリンのための名曲、そして現代音楽の名匠
コリリアーノが映画『
レッド・ヴァイオリン』のために書き下ろして〈アカデミー賞〉音楽賞を受賞した楽曲まで、“無伴奏の極み”に挑戦する内容。次回以降も、〈ヴェルサイユの光と影〉や〈ロマンの歓喜と狂気〉、〈クリムトの幻影〉など、次代や地域ごとにヴァイオリンの神秘と魅力が解き明かされていく予定です。