喜劇王
チャーリー・チャップリン作品の中でも最高傑作のひとつと評される映画『
黄金狂時代』を、復元スコアを使用したフル・オーケストラの演奏とデジタル修復版の高画質、幅10mを超える巨大スクリーンで上映する〈新日本フィルの生オケ・シネマ vol.3 チャップリン『黄金狂時代』〉が2018年5月26日(土)に東京・錦糸町 すみだトリフォニーホールで開催。
〈新日本フィルの生オケ・シネマ〉は、日本屈指の優れた音響を誇るコンサート・ホール“すみだトリフォニーホール”を本拠地とする
新日本フィルハーモニー交響楽団による生演奏と映画上映とのコラボレーション。第1回目の『
モダン・タイムス』、第2回目の『
街の灯』に続き、今回が第3回目となります。
『黄金狂時代』は、1925年に製作されたアメリカ映画。ゴールドラッシュ時代の極寒のアラスカを舞台に、飢えと寒さと孤独と戦いながら、黄金を求める人々を描いた喜劇です。チャップリンが監督・脚本・主演を務めており、チャップリン作品の中でもとくに傑作と評価されています。
本公演の指揮者は、多数のサイレント映画コンサートの指揮を務め、チャップリン映画の音楽を譜面に復元しみずから指揮するスペシャリスト、ティモシー・ブロック(Timothy Brock)が前回に続き登場。今回使用されるスコアはブロックが復元したものです。
なお公演に先駆け、関連トーク・イベント〈山田雅人「かたりの世界〜チャップリン物語」〉も2018年4月1日(日)すみだトリフォニーホール 小ホールにて開催。イベントでは、チャップリンを愛してやまないタレント / 俳優の
山田雅人が、映画に込められた波瀾万丈のチャップリンの人生を熱く語ります。